2016年4月2日 4月勉強会(終了しました)

 ZT勉強会では、前期月例勉強会として下記のテーマで4月勉強会を4月2日(土)に開催する予定です。

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「設計条件を整理するということの実態〜プランを練る前の下ごしらえ」

 

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 3月勉強会のテーマ「問題文を読むこと」に続いて、4月勉強会では「設計条件の整理」をテーマとして開催します。

 

 エスキース作業のメインといえばプランニングと呼ばれる「平面計画のとりまとめ作業」ですが、問題文を読んだ後すぐにプランニングを始めようとしてもなかなか上手くいくものではありません。

 問題文を読み、その指示する内容を理解した上で、法規や構造・設備についてのチェック、あるいは建築的常識から求められる事項などを整理しておくことも必要でしょうし、さらにそれらをプランニング作業に適した状態に「情報加工」しておくことも大事です。

 プランニングを始める前にこうした前準備を十分にしておくこと、これを「設計条件の整理」と呼んでいます。今回の勉強会では、この「設計条件の整理」について掘り下げてみようと思います。

 

 自由度の高い設計が求められ、かつ「計画の要点」での記述が重視されるようになった新制度の製図試験では、「自らの判断で、追加、補足的な条件を設定する」ということを意識的に実行することが求められます。

 これは、「設計条件の整理」という作業がプランニング作業の前に完了するものではなく、「プランニング検討」と同時進行で計画の適否・良否の判断材料を補足していくことを意味し、「設計条件を整理し育てつつ、プランを練る」という作業をしなければならないということです。

 

 プランニングにおける「ループ」や「フリーズ」を避け、的確な「計画の要点」記述を確実なものとするため、漠然とした設計条件を具体化していく作業(設計条件の整理)と、プランをまとめる作業(プランニング)を同時進行で進めることについて、深めてみたいと思います。

 

 

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2016年4月2日(土) 4月勉強会

 

「設計条件を整理するということの実態〜プランを練る前の下ごしらえ」

 

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■開催日時:
4月2日(土曜日)午前10時開始
午前9時30分過ぎより会場受付を始める予定です。
終了は午後4時30分前後を予定していますが、
当日の質疑応答の状況によっては前後する可能性があります。
 
■開催場所:
渋谷区内の公共施設です。
参加申込していただいた方宛に、申込受理メールとともに詳細な案内を返信します。
 
■持参物:
特に必須で持参していただくものはありません。筆記具程度の軽装でお越し下さい。
「作図実習」の予定はありませんので製図板は不要です。
 
■参加費用:
会場費や資料作成費に充当するため、勉強会参加費用として5,000円をご用意ください。
参加費は当日の会場受付で清算させていただきます。
 
■参加申込:
ZT勉強会まで、参加申込メールを送信してください。
折り返し、申込受理メールを返信するとともに会場等をお知らせいたします。
参加申込メールには、お名前、連絡先(メールアドレス、電話、住所など)の記載を忘れずに。
参加申込メール宛先:info-tokyo@gakkaseizu.com